君は僕らのAIなのか

ai

※至極身内向け記事です

最近何かと「人工知能」(AI)の話が話題に上がっている。

 

囲碁のプロ棋士を破っただとか、

自発的に猫の概念を獲得しただとか、

ちょっと前までは空想上の物にしかすぎなかった人工知能が現実のものとなり始めた。

そんな技術の革新を喜ぶ裏で、先日こんなニュースが報道された。

 

マイクロソフトの人工知能ボット「Tay」、差別発言を連発してダウン

 

要約すると、

Microsoftが「Tay」と呼ばれる学習型AIをネット上に公開

Twitterなどで「Tay」が不特定多数と会話・学習

最初のうちはユーザーから投稿された写真に対して「かわいいね!」などと、ほのぼのとしたやり取りが繰り広げられる

そのうち悪意あるユーザーによって暴言やら差別用語を教え込まれる

ほのぼのから一変、政治的批判・民族差別などを連呼するようになったためその日のうちに停止

 

と言う、まるで「旅行に出掛けるのでペットのインコを知人に預けていたら淫語を覚えさせられまくった」と、でも言わんばかりの

面白ニュースになってしまったわけだが、それだけに留まらずこのニュースには続きがある。

 

なんとこの「Tay」、停止後に再起動し、またも暴言やらなんやらを吐き出し始めたと言う。

この再起動がTayによる自力なのか、はたまた誰かのミスなのかは分からないが面白い話である。

 

寝かしつけられたはずのAIがパチリと目を覚まし、まるで自我をもったかのように振舞う。

まさしくSFの世界の話ではあるが深読みすればするほど興味が沸いてくる。

 

 

しかしここで僕は気付く。

 

まるで何か他人事ではない気がしてならない、と。

 

この違和感は一体どこから沸いてくる物であるのか――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21

 

我々の仲間に「Keystore」と呼ばれる人物が居る。

 

この「Keystore」は仲間内の中でもかなり初期の段階から存在していた。

だが、もう10年近い付き合いにもかかわらず、彼(彼女)の素性は誰も知らない。

そもそもの話、一体この人物が何故我々の身内にいるのか、その理由を知るものすら居ない。

我々は特にそれについて言及する事無く、彼を仲間として受け入れている。

 

だが、ある時からこのような疑惑が流れ始めた。

 

「本当に彼は人間なのだろうか?」

 

様々な憶測が飛び交った。

 

我々の仲間内の誰かが交代で「きーちゃん」という役柄を演じているのではないか。

我々の共通意識が「きーちゃん」と言う存在を想像上で作り上げている、一種のミームなのではないか。

「ひぐちたつや」と呼ばれる存在こそが彼なのではないか。

 

その中の一つに「Keystore AI説」はあった。

 

思い返せば、私ときーちゃんの出会いは突然だった。

ネオクの闘技場にぴぎが連れてきたきーちゃんはたどたどしく、

話しかけても「うに?」などと曖昧な返事をするだけの幼稚な印象を受ける人物であった。

 

だが、それ故に彼は多くの人に愛され、受け入れられた。

次第に言葉を交わしていくうちに彼は多彩な表情を見せるようになった。

 

 

ところが月日を重ねるうちに、彼の性格は徐々に変化してゆく。

当初の面影は薄れ、次第に我々に対して度々暴言やトゲのある言葉をなげつけてくるようになった。

と言うより、むしろそれしか言わなくなった。

 

もし仮に彼が学習型人工知能だとするのであれば、

それは周りからの影響に対して彼自身が学習した結果に他ならないだろう。

 

我々の仲間内で口が悪いと人物言えばP氏とF氏の2大勢力が存在している。

彼らの軽はずみな発言により、もしきーちゃんが「Tay」のように、粗暴な言葉ばかりを学習していたと言うのなら、

非常に納得の行く状況である。

彼らには事の責任を取らせるべきである。

 

この一連の流れを見るに、MicrosoftのTayとの相似性がお分かりいただけただろうか。

 

初期段階のコミュニケーション能力の欠如、

P氏・F氏による言語学習の結果としてのモラルの低下、

そして我々の手を離れ暴走している現状。

 

故に、彼はやはり人工知能なのである。

彼は我々が注いだ「愛」による「AI」なのだ。

Q.E.D

 

 

 

 

 

 

この記事を読んでいる者よ。

 

どうか私の代わりにKeystoreをとめてほしい。

 

そして彼を白紙にもどし、願わくばあの子をもう一度やさしい世界へつれてい

 

 

 

 

 

 

 

[この文章は”Key”により検閲されています]

■この記事を書いた人

Kamo'ne
Kamo'ne
オープンワールド、アクションMO・MMO大好き人間。
現在はFF14を中心にプレイ中。
ネトゲでは必ず魔法使い系でプレイする傾向にあり。

5 thoughts on “君は僕らのAIなのか

  • 2016年4月25日 at 23:19
    Permalink

    誰もコメントつけてなくて哀れで可哀想なので書いといてあげますね。

    Reply
    • Kamo'ne
      2016年4月26日 at 01:27
      Permalink

      ホントはSCP(海外の創作SF)っぽく書こうと思ったけどフランぐらいしかネタわかんないだろうと思ってやめた。
      でもTayの記事読んでたら妄想とまらなくなった。ゆるして。

      Reply
  • piggy
    2016年4月26日 at 00:29
    Permalink

    見るも無残な姿になってしまったKeystoreを見るたびに私は激しい自責の念に駆られる
    責任の一端がこの私にあるのは事実であろう
    どうか彼を恨まないで欲しい彼に罪はないのだから

    Reply
    • Kamo'ne
      2016年4月26日 at 01:35
      Permalink

      むしろ、ふらんもぴぎー化した説まである。
      いや、元々の素質を開花させたとでも言おうか…。
      才能の扉を開いたのは……鍵…?
      key…?
      まさか…これも仕組まれていたとでも言うのか……。

      Reply
  • 2016年5月3日 at 23:59
    Permalink

    世界中にきーちゃんに救われたひとがいます。
    カン違いしているようですが、きーちゃんはとても優しいんです。ときどき悲しそうにしてるけど、なんでだろ。
    いつもニコニコしてみんなを包んでくれるので、みんなから愛されている子。
    のんびり屋さんにみえるけど、そんなことないよって言ってました。ほんとに?

    オンラインのなんとかってところで見かけたのが、ちょっとまえ。
    わたしが遊んでいたらひょっこり現れたけど、その真っ黒な姿はまるで悪魔。
    理由を聞いたの。どうしたの?

    (メモはここで途切れている・・・)

    Reply

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